Column
『自然の色合わせ』 06/10/19

夏と冬しかないように思われる沖縄も、やはり春と秋はちょこっと存在します。
体感気温や外光の眩しさが夏の頃より随分和らいできました。夕方の空も夏の立体的な雲とは違って
色のグラデーションに思わずうっとりしてしまったり。小さいながらも秋を感じます。

昔の話になりますが、突然の雨に降られて雨宿りを兼ねて入った洋服屋さん。
エスニックやアジアンテイストがミックスされたような雰囲気で、服以外にも雑貨などが並んでいます。
そこでググーっとあるシャツに惹かれてしまいました。パープルでもピンクでもシルバーでもない、
「これは何という色なんだろう?」と思っていると、このお店のちょっと怪しげな雰囲気の象徴のような
男性に声をかけられました。 「これは玉虫色って言うんですよ。綺麗でしょう?」と、その男性。
綺麗だけど少しペイズリーのような柄もあって、どんなボトムと合わせたらいいのか
絵が浮かんできません。
それを話すと、「そういう時はグリーン系を合わせるといいんですよ。」と彼は言いました。
何故かというと、お花は葉っぱが下にあって、上に綺麗な色で咲いている。なのでその色合わせは
人の目に自然な感じで映るとのこと。グリーン×お花に存在する色合わせは結構何でもしっくり
くるものだと彼は言いました。白いTシャツとジーンズがしっくりくる組み合わせなのは
海や空の白×青の組み合わせが自然に人の感覚に刷り込まれているからだとの事。
そんな話を聞きながらも玉虫色のシャツは諦める事ができず、珍しく衝動買いしてしまいました。
今朝、一瞬迷った後にグリーンのパンツを履き、久しぶりにこの色合わせの話を思い出しました。
お花って何気なーく、人の感覚に影響を与えているのかもしれません。


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